この方式は、λ/2以上の適当な間隔の2つの受波器素子を用いると、位相干渉によって多数の仮想ビームが形成される。一方、既存の受波ビームの幅は、そのアレイ長に依存しており、現状は2°以下にするのは困難である。そこで、この既存の受波ビームと、干渉によってできる仮想ビームの両方を用いて反射波の到来方向を検定することによって、精度を格段に向上させている。詳細については、MTS'91の論文集P503“The Evolution of Acoustic Iterfemmetry as Applied to Swath Bathymetric Suweying”を参照されたい。